手軽にゴマをすりおろせる手動のごますり器

スリッキー

昔からよく見かけるこれ「スリッキー」といいます。

キャップを外し、赤い部分の取っ手をグルグル回すことでゴマをすることができる、手動式のごますり器です。

「子供の頃、実家にあった!」という人も多いはず。

ラーメン屋さんなんかでもよく見かけますね。

この変な形が使いやすいのです!

ゴマを入れる口が広がっていてこぼれにくく入れやすいし、使った後のゴマを擦った粉もこぼれにくい。

よく考えられています。

なによりも、ゴマのすり具合がちょうどいいのです!

細かすぎず、ちょっと食感が残るくらいのすり具合になります。

すりゴマの魅力

ごまは、粒のまま食べるだけでなく、すりごまにして食べることで、香りや風味をより楽しめる食材です。

昔から和食では、和え物やおひたし、麺類、汁物など、さまざまな料理に使われてきました。

ごまをすり下ろす大きな魅力は、まず香ばしい香りが広がることです。

粒の状態では感じにくいごまの香りも、すり鉢などですることで表面が細かくなり、豊かな風味を感じやすくなります。

特に、料理に使う直前にすり下ろすと、香りをより楽しむことができます。

また、すりごまにすると料理になじみやすくなるのもメリットです。

粒のままだと料理の表面に残りやすいですが、細かくすることで、調味料や食材と混ざりやすくなります。

ほうれん草などの野菜と和えれば、香ばしい風味が加わり、野菜をおいしく食べる方法の一つになります。

さらに、自分ですり下ろすという楽しさもあります。

ごまを擦ると、最初は粒が転がっていますが、徐々に細かくなり、香りが立ってきます。

この香りを感じながら料理を作ることは、便利な調理器具を使うだけでは味わいにくい、昔ながらの料理の楽しみともいえます。

すりごまは市販品でも手軽に購入できますが、香りを重視するなら、炒りごまを食べる直前に擦る方法がおすすめです。

ご飯やおにぎり、冷奴、うどん、そば、味噌汁、胡麻和えなど、普段の料理に少し加えるだけでも、風味に変化をつけられます。

私は、お茶漬けや雑炊などを作ると必ずかけています。

ごまを擦ることは、単に粒を細かくするだけではありません。

香りを引き出し、料理になじませ、できたての風味を楽しむという、昔ながらの知恵が詰まった調理法です。

手間を少しかけるだけで、いつもの料理をより香ばしく味わえるのが、すりごまの魅力です。

健康にもいいゴマの栄養素

ごまには、脂質、たんぱく質、食物繊維、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素が含まれています。特

にごまの脂質には、不飽和脂肪酸が豊富で、これが血中コレステロールのコントロールに有効とされています。

ただし、ごまは小さな粒でもエネルギーが比較的高い食品なので、「健康に良いから」と大量に食べるのではなく、料理に適量を加えるのがおすすめです。

ゴマに含まれるセサミンには、血液をサラサラにする効果や、アルコールの代謝を促進する作用もあります。

ゴマは固い皮に覆われていて、そのままでは栄養素が吸収しにくくなっています。

また、ゴマの栄養素は表皮付近に集中しているため、「すりごま」にすることで栄養の消化吸収がよくなり、香りも引き立ちます。

一度に大量に食べることは難しいですが、健康のために、毎日少しずつ摂取したい食材です。

白ごまと黒ごまのどちらがいいのか?

栄養成分はほぼ同じです。

ゴマとしての品種は同じなので、当然なのですが…。

ただ、見た目や風味が違うので、料理に合わせて使い分ければいいと思います。

白ごま黒ごま
風味まろやか・甘みを感じやすい香ばしく、やや力強い風味
香りやさしく上品ごまらしい香りが強め
見た目料理になじみやすい黒い粒がアクセントになる
向いている料理和え物、ドレッシング、料理全般おはぎ、団子、ふりかけ、和え物など

白ごまは「料理になじませたい」とき

白ごまは比較的まろやかな風味なので、野菜の胡麻和えやドレッシング、冷奴、うどん、そばなど、幅広い料理に使いやすいのが特徴です。

すりごまにすると、なめらかでコクのある風味が加わります。料理の味を大きく変えずに、ごまの風味をプラスしたい場合に向いています。

黒ごまは「香りと見た目を楽しみたい」とき

黒ごまは、白ごまと比べて香ばしさを強く感じやすく、料理の見た目にもアクセントを加えられます。

黒ごまを使ったおはぎや団子、黒ごまプリンなど、和菓子との相性がよいほか、野菜の和え物やご飯に振りかけても存在感があります。

また、黒い色を活かして、白いご飯や豆腐などに使うと、料理のコントラストも楽しめます。

ごまの保管

ごまは比較的保存しやすい食品ですが、油分を多く含むため、保存方法によっては風味が落ちたり、酸化が進んだりします。

ゴマの賞味期限は、半年~1年くらいです。

ゴマは水分が少ないため「腐る」ということはほぼありません。

そのため常温で保存できますが、保存の仕方によっては変質してしまうこともあります。

開封後は空気や湿気が入りにくい密閉容器に入れて、直射日光を避けた涼しい場所で保存するのが基本です。

袋のまま保存する場合も、開封後はしっかり口を閉じておきましょう。

チャック付きの袋なら、できるだけ空気を抜いてから閉じると酸化を抑えることができます。

また、コンロの近くなど温度が高くなりやすい場所は避けるのがおすすめです。

ごまに含まれる油分は、熱や光、空気の影響を受けるためです。

粒のまま保存して、食べる直前に必要な量だけ擦るのが理想的です。

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