
野菜を薄く切るときに便利なスライサー。
包丁を使うより手軽で、早く、きゅうりや玉ねぎ、キャベツなどを均一な厚さにスライスできるので、普段の料理で重宝している人も多いのではないでしょうか。
一方で、スライサーを使っていて、
「指まで切ってしまいそうで怖い」
「最後のほうになると食材が持ちにくい」
「スライサーで指を切ったことがある」
という経験がある人もいますよね。
私もそうなんです…。
実際、国民生活センターにはスライサーによる指先のけがが複数報告されています。
2017年度以降の5年半あまりで、医療機関ネットワークにはスライサーによる事故が87件寄せられています。
そこで活用したいのが、スライサー用の安全ホルダー(指ガード)です。
スライサーは便利だけど「刃物」だと考えることが大切
スライサーは野菜を簡単に薄切りできる便利な道具です。
しかし、忘れてはいけないのが、スライサーには鋭い刃が付いているということ。
食材を前後に動かしているうちに食材が小さくなると、手と刃の距離も近くなります。
また、手が滑ったり、食材を強く押さえようとしたりしたときに、指が刃に触れてしまうことがあります。
国民生活センターの検証でも、食材が小さくなったときや手が滑ったときに指が刃に接触する可能性が確認されています。
つまり、
「野菜が小さくなってきたら、そろそろ危ない」
と意識することが大切です。
スライサーで指を守るなら安全ホルダー
そこで便利なのが、食材を挟んで持つ安全ホルダーです。
安全ホルダーを使えば、食材を直接手で持ってスライサーの刃に近づける必要がなくなります。
指先と刃の距離を保ちやすくなるため、スライサーを使うときの安全対策として役立ちます。
消費者庁も、スライサーを使用する際には食材をつかむホルダーを使用し、製品ごとの使用方法を確認するよう注意喚起しています。
「最後まで素手で切りたい」と思っていても、食材が小さくなってきたら安全ホルダーを使う。
これだけでも、指を刃に近づける場面を減らせます。
安全ホルダーを使うメリット
指が刃に近づきにくい
一番のメリットは、やはり指先を刃から遠ざけやすいこと。
野菜を直接握るのではなく、ホルダーで食材を押さえながらスライスできます。
特に、最後まで食材を無理に手で持ってスライスするのが不安な人には便利です。
小さくなった食材にも使いやすい
スライサーを使っていると、食材がどんどん小さくなっていきます。
最初は十分な大きさがあった野菜も、最後には指で持ちにくいサイズになります。
この「最後のひと切り」が怖いところ。
安全ホルダーがあれば、小さくなった食材を持つときにも使いやすくなります。
滑りやすい食材にも
皮をむいたジャガイモなどは、滑りやすかったりします。
無理してスライスしていると、食材だけ飛んでいってしまうことがあります。
安全ホルダーを使えば、ちゃんとスライスできます。
スライスに集中しやすい
「指が刃に当たらないようにしなければ……」
と考えながら作業すると、どうしてもスライスに集中しにくくなります。
安全ホルダーを使って指を刃から離しておけば、食材を一定の位置で押さえやすくなります。
ただし「安全ホルダーがあれば絶対安全」ではありません
ここは非常に大切なポイントです。
安全ホルダーは便利な補助具ですが、使えば絶対にけがをしないというものではありません。
国民生活センターの検証では、安全ホルダーを使用していても、持ち方を誤ることでけがにつながる可能性が確認されています。
そのため、
- 商品の取扱説明書を読む
- 正しい持ち方で使用する
- 無理な力をかけない
- 食材が持ちにくくなったら無理をしない
- 使用後や洗浄時にも刃に触れない
といった基本的な注意が必要です。
スライサーは「洗うとき」も注意
意外と忘れやすいのが、調理が終わった後です。
「料理が終わったからもう安心」
と思ってスライサーを洗っているときに、刃に指が触れてしまうことがあります。
実際に国民生活センターには、スライサーを洗っている際に指を切った事例も報告されています。
そのため、スライサーは使っているときだけでなく、
洗うとき・片付けるとき・収納するとき
にも注意が必要です。
洗うときは刃の位置を確認し、スポンジなどを強く刃に押しつけないようにしましょう。
スライサーを選ぶときは「指ガード付き」もチェック
これからスライサーを購入するなら、最初から安全ホルダーや指ガードが付属している商品を選ぶのもおすすめです。
スライサーを選ぶときは、切れ味や価格だけでなく、
- 指ガード・安全ホルダーが付いているか
- ホルダーが使いやすいか
- 食材をしっかり固定できるか
- 洗いやすいか
- 収納しやすいか
- 自分が使いたい食材に適しているか
といった点も確認しておきましょう。
「指を切るのが怖いからスライサーを使わない」はもったいない
スライサーは、キャベツの千切りやきゅうりの薄切り、玉ねぎのスライスなど、毎日の料理を効率化してくれる便利な道具です。
ただ、便利だからこそ「安全に使う」という意識が重要。
特に、食材が小さくなったときに無理をしないことが大切です。
食材が手で持ちにくくなった場合には、無理にスライサーを使わず、包丁を使用することも必要です。
つまり、
「最後までスライサーで切り切る」必要はありません。
安全ホルダーを使う。
それでも扱いにくくなったら、包丁に切り替える。
このように、状況に合わせて道具を使い分けることが大切です。
スライサーをもっと安心して使える
スライサーはとても便利な調理器具ですが、刃物であることを忘れてはいけません。
特に注意したいのが、食材が小さくなったとき。
「あと少しだから大丈夫」
と素手で続けるのではなく、安全ホルダーを使うことで、指を刃に近づける場面を減らせます。
安全ホルダーを使うときも、正しい持ち方や使用方法を守ることが大切です。
また、調理中だけでなく、洗浄や収納のときにも刃に触れないよう注意しましょう。
スライサーは「怖いから使わない」のではなく、「安全に使うための道具も活用する」。
そんな使い方を心がければ、毎日の料理をもっと効率よく楽しめます。
また、子供が料理のお手伝いをするときには、絶対必要です。
安全ホルダーの使い方を教えておけば、安心して任せることができます。
子供も、自分ひとりでやれるとうれしいみたいですね。
おすすめの安全ホルダー
様々なタイプの「安全ホルダー」が売られているので、ご自身の使いやすいものを選んで下さい。
お試しで使ってみたいのであれば、100均にもあります(あっというに壊れましたが)。
大きめの野菜でもガッチリつかめるタイプ
野菜の形が不揃いでもしっかりつかめるタイプ
ラクにスライスできる角度に回転させて使えるタイプ
最近販売されているスライサーは、最初から安全ホルダーがセットになっている商品もあります。
これからスライサーを購入する人は、切れ味だけでなく、安全ホルダーや指ガードが付いているかにも注目して選んでみてください。





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