チーズナイフの種類を徹底比較!チーズの硬さに合わせた選び方と使い方

チーズナイフ4本

突然ですが、チーズは好きですか?

チーズはいろいろな種類があって迷ってしまうのですが、チーズを切る道具にも専用のチーズナイフがあります。

もちろん包丁でもチーズを切ることはできますが、チーズには柔らかいものから非常に硬いものまで、さまざまな種類があります。

特にカマンベールやブルーチーズのような柔らかいチーズは、包丁の刃にくっついてしまったり、切っている途中で形が崩れたりすることがあります。

そんなときに便利なのがチーズ専用の「チーズナイフ」です。

チーズナイフは、チーズの硬さや性質に合わせて、刃の形や厚み、穴の有無などが工夫されています。

ただし、チーズナイフにはいくつか種類があり、

「どれを選べばいいの?」

と迷ってしまいますよね。

特徴を知って、使いやすいチーズナイフを選んでください。

チーズナイフは「チーズの硬さ」で選ぶ

チーズナイフを選ぶときに、まず考えたいのがチーズの硬さです。

大きく分けると、

チーズのタイプ代表的なチーズ向いている道具
柔らかいカマンベール、ブリー、ゴルゴンゾーラ穴あきナイフ・ワイヤー
セミハードゴーダ、チェダー、エメンタールチーズナイフ・スライサー
ハードミモレット、コンテなどハードチーズ用ナイフ
非常に硬いパルミジャーノ・レッジャーノなどアーモンドナイフ

というように考えると分かりやすくなります。

つまり、「チーズナイフなら何でも同じ」ではありません。

柔らかいチーズをきれいに切りたいのか、硬いチーズを力を入れて切り分けたいのかによって、適した形が変わります。

① 穴あきチーズナイフ(オメガナイフ)

まず紹介したいのが、刃にいくつかの穴が開いているタイプです。

「オメガナイフ」と呼ばれることもあります。

どんなチーズに向いている?

カマンベールなどの柔らかいチーズに向いています。

柔らかいチーズを普通の包丁で切ると、刃の側面にチーズがベッタリとくっついてしまうことがあります。

穴あきタイプは、刃とチーズが接触する面積を減らし、チーズが刃にくっつきにくくなるよう工夫されています。

こんな人におすすめ

  • カマンベールをよく食べる
  • ブリーチーズをきれいに切りたい
  • 柔らかいチーズが包丁にくっつくのが嫌
  • チーズを崩さず盛り付けたい

また、先端がフォーク状になっているタイプなら、切ったチーズをそのまま刺して取り分けることもできます。

柔らかいチーズを中心に食べるなら、まず検討したいタイプです。

② ソフトチーズ用のギザギザ刃タイプ

穴だけではなく、刃がギザギザになっているタイプもあります。

これは、柔らかいチーズや表皮のあるチーズを切り分けるときに便利です。

刃が滑りにくく、チーズを押しつぶしにくいのが特徴です。

世界チーズ商会でも、ギザギザした刃のチーズナイフはゴーダなどのセミハードチーズや、ミモレットの表皮を切り落とす用途に便利と紹介されています。

穴あきタイプとの違いは?

ここが少し分かりにくいところです。

穴あきタイプ

→ チーズが刃にくっつくのを抑えたい

ギザギザ刃タイプ

→ チーズを滑らせず、表皮なども切りやすくしたい

というイメージで考えると分かりやすいでしょう。

③ ハードチーズ用ナイフ

次は、硬いチーズを切るためのナイフです。

パルメザン、チェダー、エメンタールなど、硬さのあるチーズを切り分けるときには、柔らかいチーズ用とは違った形状が適しています。

硬いチーズは切るときに力が必要になるため、しっかり握れるハンドルや、力をかけやすい幅広の刃を持ったタイプが使いやすくなります。

こんなチーズに

  • チェダー
  • ゴーダ
  • エメンタール
  • コンテ
  • その他のハード・セミハードチーズ

穴あきナイフとの違い

柔らかいチーズ用の穴あきナイフは、

「くっつかないようにする」

ことが大きな目的です。

一方、ハードチーズ用は、

「硬いチーズにしっかり刃を入れる」

ことが重要になります。

そのため、刃の形だけでなく、握りやすさや力の入れやすさもチェックしたいポイントです。

④ アーモンドナイフ(パルメザンナイフ)

「普通のナイフとは全然違う形をしている」と感じるのが、アーモンドナイフです。

名前の通り、刃がアーモンドのような形をしています。

何に使う?

主に非常に硬いチーズを割る・砕くために使います。

代表的なのが、

パルミジャーノ・レッジャーノ

です。

硬いチーズに刃を入れて、スライスするというより、塊から食べやすい大きさに割り取るような使い方に向いています。

普通のチーズナイフとの違い

ここは重要です。

一般的なチーズナイフ

→ チーズを「切る」

アーモンドナイフ

→ 硬いチーズを「割る・砕く」

という違いがあります。

パルミジャーノ・レッジャーノを塊で購入することが多い人には、専用ナイフならではの使いやすさを感じやすいでしょう。

⑤ ワイヤータイプのチーズカッター

ナイフの刃ではなく、細いワイヤーでチーズを切るタイプもあります。

ワイヤータイプはチーズとの接触面が非常に少ないため、柔らかいチーズを切るときにも使いやすいのが特徴です。

ワイヤーを使ったチーズカッターには、手持ちタイプや、台座にチーズを置いて上からワイヤーを下ろすタイプなどがあります。

こんな人におすすめ

  • 柔らかいチーズをきれいに切りたい
  • 均一な厚さに切りたい
  • チーズを押しつぶしたくない
  • 大きな塊を切り分けたい

特に、崩れやすいチーズでは、ワイヤーを使ったカッターが活躍します。

⑥ チーズスライサーは「薄切り」に便利

チーズナイフと混同しやすいのが、チーズスライサーです。

チーズナイフが「切り分ける」ための道具なのに対して、チーズスライサーは薄くスライスすることを目的としています。

例えば、

  • サンドイッチ
  • ハンバーガー
  • ピザ
  • トースト
  • おつまみ

などに使うチーズを、薄く均一に切りたい場合に便利です。

チェダーやゴーダなどのハード~セミハードチーズのスライスにも向いています。

チーズナイフとの違い

チーズナイフ

→ 好みの大きさに切り分ける

チーズスライサー

→ 薄くスライスする

この違いを覚えておけば、選びやすくなります。

チーズの種類別に選ぶとこうなる

ここまで紹介した種類を、もう一度チーズ別に整理してみましょう。

チーズおすすめの道具理由
カマンベール穴あきナイフくっつきにくい
ブリー穴あきナイフ・ワイヤー柔らかく崩れやすい
ゴルゴンゾーラ穴あきナイフ・ワイヤー柔らかく崩れやすい
ゴーダチーズナイフ・スライサーセミハードで切り分けやすい
チェダーチーズナイフ・スライサー切り分け・薄切りに対応
エメンタールハード系チーズナイフ硬めなので力をかけやすいものが便利
ミモレットギザギザ刃・ハードナイフ硬い表皮にも対応しやすい
パルミジャーノアーモンドナイフ割り取るのに便利

チーズの種類によって道具を使い分けると、「切りにくい」「刃にくっつく」「ボロボロになる」といったストレスを減らせます。

結局、最初の1本はどれがいい?

チーズをこれから楽しみたいという人なら、まずは穴あきタイプのチーズナイフを検討すると分かりやすいでしょう。

カマンベールなどの柔らかいチーズから、ある程度硬さのあるチーズまで使えるタイプもあり、家庭で使いやすいからです。

一方で、

「パルミジャーノを塊で買う」

という人なら、アーモンドナイフのほうが用途に合います。

また、

「薄いチーズをサンドイッチにたくさん使いたい」

という人なら、チーズナイフよりチーズスライサーのほうが目的に合っています。

つまり、

何を切りたいか

を先に決めることが、チーズナイフ選びのポイントです。

チーズナイフを選ぶときのチェックポイント

種類だけでなく、購入するときは次の点も確認しておきましょう。

① よく食べるチーズに合っているか

一番重要です。

カマンベール中心なら柔らかいチーズ向け。

チェダーやゴーダ中心ならセミハード向け。

パルミジャーノ中心ならハードチーズ向け。

というように、普段食べるチーズから選びましょう。

② 刃の形をチェック

穴があるのか、ギザギザしているのか、厚みのある刃なのか。

見た目の違いには、それぞれ意味があります。

「なんとなくおしゃれだから」だけで選ぶより、用途を確認してから購入するのがおすすめです。

③ 握りやすさも重要

硬いチーズを切る場合は、かなり力をかけることがあります。

そのため、ハンドルが握りやすいかどうかも確認しましょう。

特に大きなチーズを切るなら、両手で力をかけられるタイプも選択肢になります。

④ お手入れのしやすさ

チーズは油分を含んでいるため、使用後はきちんと洗って清潔に保管しましょう。

穴や複雑な形状があるものは、洗いやすさも確認しておくと安心です。

チーズナイフがあるとチーズの楽しみ方が広がる

チーズは、ただ包丁で切って食べるだけでもおいしい食材です。

でも、チーズの硬さに合わせて道具を選ぶと、

「切る」という作業そのものが楽しくなります。

柔らかいカマンベールなら穴あきナイフ。

セミハードチーズならチーズナイフやスライサー。

非常に硬いパルミジャーノならアーモンドナイフ。

柔らかく崩れやすいチーズならワイヤータイプ。

というように、それぞれに得意な仕事があります。

専用道具を使うことで、チーズをきれいに切り分けたり、盛り付けたりしやすくなるのも魅力です。

チーズの栄養素

チーズには、ビタミンAやビタミンB2、カルシウム等が豊富に含まれています。

ビタミンAは、皮膚やのどなどの粘膜を正常に保ち、免疫力を高めます。

ビタミンB2は、皮膚や髪、爪などを再生するので、美容効果や美肌効果にも有効です。

また、カルシウムは、歯や骨の材料になるだけでなく、血液や筋肉、神経などの活動にも必要な栄養素です。

チーズに含まれているカルシウムは濃縮されていて、体に吸収されやすい形でたくさん存在しています。

チーズは脂肪分が多いと思われがちですが、たんぱく質も豊富に含まれているので、食べ過ぎなければ気にする必要はありません。

チーズはストレスを抑制するカルシウムや、傷んだ粘膜を修復するタンパク質が豊富で、胃腸の弱い人に最適な食べ物です。

栄養豊富なチーズは、ちょっとしたおやつやおつまみにちょうどいい優秀な食品なのです。

まとめ|チーズの種類に合わせてナイフを選ぼう

チーズナイフには、見た目が違うだけでなく、それぞれに役割があります。

  • 穴あきナイフ → 柔らかいチーズに
  • ギザギザ刃 → ソフト~セミハードチーズに
  • ハードチーズ用ナイフ → 硬いチーズを切るときに
  • アーモンドナイフ → 非常に硬いチーズを割るときに
  • ワイヤーカッター → 柔らかいチーズをきれいに切るときに
  • チーズスライサー → チーズを薄くスライスするときに

というように覚えておくと分かりやすいでしょう。

チーズナイフは「チーズなら何でも切れる一本」を探すより、自分が普段どんなチーズを食べるのかを基準に選ぶのがおすすめです。

お気に入りのチーズと、それに合った専用ナイフを用意して、いつものチーズを少し特別な時間として楽しんでみてはいかがでしょうか。

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