疲れがたまりやすく、体調を崩しやすい夏。近年、ますます暑くなってきているように感じます。
夏野菜を日々の食事に取り入れることで、弱りがちな胃腸の働きを整えることもできます。
夏野菜はカラフルな野菜が多いのは、色を濃くして夏の過酷な環境に負けないためです。
紫外線のダメージから身を守る抗酸化作用のあるビタミンやポリフェノールといった栄養素を豊富に含んでいます。
カラフルな夏野菜の色は、ビタミンカラーとも呼ばれています。
また、夏の健康管理は、内臓を冷やしすぎないこともポイントです。
内臓が冷えてしまうと、胃腸の機能が弱り、食欲が無くなり、夏バテになってしまいます。
冷たい食事ばかりではなく、温かい食べ物も織り交ぜて、冷えすぎないように気を付けてください。
夏野菜の料理のコツ
皮ごと食べる
多くの野菜は、皮にも豊富に栄養素が含まれます。外側はきれいに洗って、皮ごと調理するのがおすすめ。
油を使う
油で調理することで、脂溶性ビタミンの吸収率が高まります。油で揚げたり、炒めたりすれば、色も鮮やかになります。
加熱時間を短くする
ビタミン類などの栄養素は加熱によって壊れるので、素早く加熱します。茹でたり揚げたりする時間を短めにすることで、野菜の食感を残すこともできます。
代表的な夏野菜
トマト、ナス、キュウリ | 水分を多く含み、体の熱を輩出して冷ますカリウムなどのミネラルも豊富に含まれています。 |
トウモロコシ、枝豆 | ビタミンBや鉄分を豊富に含んでいます。 |
ピーマン、ズッキーニ | 食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるのに役立ちます。 |
オクラ、モロヘイヤ、ゴーヤ | 独特のヌメリや苦みが食欲をそそり、ビタミン・ミネラルが豊富です。 |
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